ワインで『くしゃみ』をしてしまう原因とは？アルコールによるアレルギー反応悪化の可能性大！

※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。
⚠お酒は二十歳になってから。

ワインを飲むとくしゃみが出るという人は意外といらっしゃいます。

けれどもその原因は様々であり、一様にワインのこれが原因とは言い難い物があります。

ワインでくしゃみをしてしまう主な原因として代表的なものは下記です。

• アルコールによる刺激や血管の拡張！
  
• ワインに含まれているアレルギー反応を起こしやすい”ヒスタミン”！
  
• ワインの保存料である”亜硫酸塩”！

ワインでくしゃみをしてしまう主な原因だけでもこれだけの種類があるため、絶対にこれが原因だと決めつけるのは禁物です。

特にアレルギー反応が原因であると、ケースによっては重大な状態になる可能性もあります。

ワインを飲むたびに、激しいくしゃみや鼻水などの症状が起こるときには、病院でアレルギーの検査をしてもらいましょう。

ワインに含まれる主な栄養素

• タンニン
• アントシアニン（ポリフェノールの一種）
• カテキン（ポリフェノールの一種）
• レスベラトロールなど

ワインには様々な成分が含まれており、これらが複雑な風味や香りを作り出しています。

しかし、これらの特定の成分に対してアレルギー反応を起こす人もいます。

ワインを楽しむ際には自分の体調や反応を確認することが重要です。

タンニン

タンニンは、ワイン特有の渋みをもたらす成分です。

ブドウの皮や種、茎から抽出されるこの成分は、特に赤ワインに多く含まれています。

タンニンは抗酸化作用を持ち、健康に良い影響を与えるとされているのです。

アントシアニン

アントシアニンは、ワインに豊富に含まれるポリフェノールの一種です。

こちらも特に赤ワインに多く含まれ、ブドウの皮に由来します。

アントシアニンは、ワインの美しい赤色を生み出す成分であり、強力な抗酸化作用を持っています。

この抗酸化作用は、体内の活性酸素を除去し、老化防止や生活習慣病の予防に寄与するのです。

また、目の健康を維持する効果もあり、ブルーベリーなどの他の食品にも含まれることで知られています。

カテキン

カテキンもポリフェノールの一種で、主に緑茶に含まれることで有名です。

これはワインにも含まれており、抗酸化作用や抗菌作用を持ち、健康に様々な良い影響を与えます。

血中コレステロールの低下や、血糖値の調整、心血管疾患の予防に役立つとされているのです。

また抗炎症作用もあり、体内の炎症を抑える効果が期待されています。

レスベラトロール

レスベラトロールは、特に赤ワインに含まれる有機化合物です。

これは、ブドウの皮や種に多く含まれており、抗酸化作用が非常に強いことで知られています。

レスベラトロールは、心血管疾患のリスクを低減し、血管の健康を保つのに役立つとされています。

また、抗がん作用や抗炎症作用も報告されており、長寿遺伝子の活性化に寄与する可能性も示唆されているのです。

この成分は、フレンチ・パラドックス（フランス人が脂肪の多い食事を摂っても心臓病の発症率が低いこと）との関連でも注目されています。

参照：日本心臓財団「心臓病のフレンチ・パラドックス」

アレルギーを引き起こす可能性のあるヒスタミン

ヒスタミンは簡潔に述べると、体内でアレルギー反応を引き起こす物質です。

ワインに含まれるヒスタミンは、特に赤ワインに多く含まれ、これが原因でアレルギー症状を引き起こすことがあります。

ただ、厚生労働省のデータを見ると、ワインがヒスタミンによる食中毒の原因になることは稀のようです。

特にヒスタミン中毒を引き起こすのは、ヒスチジンを多く含むマグロ、カジキ、カツオ、サバ、イワシ、サンマ、ブリ、アジなどの赤身魚及びその加工品になります。

気になる方は、赤ワインとヒスタミンを含む赤身魚を同時に食べるのは控えたほうが良いでしょう。

参照：厚生労働省「ヒスタミンによる食中毒について」

ワインに含まれる亜硫酸塩とは？

亜硫酸塩は、ワインの製造過程で添加される保存料の一種です。

その主な目的は酸化を防ぐことと、微生物の活動を抑制することです。

これにより、ワインの風味や香りを長期間保つことができます。

特に白ワインや甘口のワインには、酸化防止のために多くの亜硫酸塩が使用されることがあります。

亜硫酸塩が含まれているかどうかを確認するためには、ラベルをよく見ることが重要です。

「亜硫酸塩含有」と明記されているときは、一定量以上の亜硫酸塩が含まれています。

ワインでくしゃみをするときの対処法

• ワインの量を控える
• ノンアルコールワインを飲む
• アレルギー反応を起こす物質を避ける

まず、くしゃみが酷いときには、ワインを飲む量を控えることが重要です。

ワインが原因だと判明しているのであれば、大量のワインを飲むことでアレルギー反応が悪化する可能性が高くなるためです。

特に新しい種類のワインを試すときには、少量から始めてみましょう。

アルコールが原因のケースもあるので、ノンアルコールワインを選ぶのも良いです。

ノンアルコールワインは、通常のワインと同様の風味を楽しむことができるため、アルコールに敏感な人にとって良い代替品です。

ワインに含まれる特定の物質（たとえばヒスタミンや亜硫酸塩）が原因でくしゃみが出ることがあります。

これらの物質に対するアレルギーがあるときは、含有量が少ないワインやオーガニックワインを選ぶようにしましょう。

ワインの亜硫酸塩がくしゃみの原因か調べる簡易的な方法

• 亜硫酸塩が含まれる他の食品を食べる（ドライフルーツや野菜など）
• オーガニックワインを飲む

亜硫酸塩はワインだけでなく、他の食品にも含まれています。

たとえば、ドライフルーツや一部の野菜（加工食品として保存されているもの）にも亜硫酸塩が含まれています。

これらの食品を少量摂取してみて、くしゃみや他のアレルギー症状が現れるかどうかを確認してみてください。

亜硫酸塩が原因かどうかをある程度推測することができます。

加えて、亜硫酸塩無添加のオーガニックワインを試してみるのも一つの方法です。

オーガニックワインは通常、亜硫酸塩の添加が少ないため、これを飲んでみて症状が改善されるかどうかを確認します。

もしオーガニックワインでくしゃみが出ないのであれば、亜硫酸塩が原因である可能性が高いと言えます。

ワインの亜硫酸塩を軽減する方法

• デキャンタを長めにする
• 亜硫酸塩を除去するフィルターを使用する

ワインの亜硫酸塩を軽減するための方法を紹介します。

ワインをデキャンタに注ぎ、しばらく置いておくことで亜硫酸塩が揮発しやすくなります。

これにより、亜硫酸塩の含有量を減少させることができるのです。

通常、30分から1時間程度デキャンタで空気に触れさせるのが効果的です。

また、お金はかかりますが、亜硫酸塩を除去するフィルターを使うことでも軽減できます。

フィルターはワインを注ぐときに通すだけで、亜硫酸塩を除去できるのでお手軽です。

さらに、ワインに添加するものもあるので、用途に合わせて方法を選択できます。

ワイン くしゃみ 良くある質問

【まとめ】ワインでくしゃみをするなら、原因が何であれ病院で検査を受けるべき！

ワインを楽しむ際にくしゃみが出ることがあるかもしれません。

その原因は多岐にわたり、アルコールによる刺激、タンニンやヒスタミンなどの栄養素、そして亜硫酸塩が挙げられます。

これらの成分がアレルギー反応を引き起こし、くしゃみや鼻水といった症状を引き起こすことがあります。

しかし、適切な対策を取ることで、これらの問題を解決し、ワインを楽しむことができるのです。

さらに自分に合ったワインを見つけることで、ワインライフが一層楽しくなります。

あなたにぴったりのワインを見つけるために、ぜひ様々な種類のワインを試してみてください。

オーガニックワインやノンアルコールワインを選ぶことで、体に優しいワインライフを送ることができます。

自分に最適なワインを見つけて、くしゃみを気にせず、リラックスしたひとときを楽しみましょう。