【立てる？】ワインを家庭で長期間常温保存するおすすめの方法を紹介！【寝かせる？】

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⚠お酒は二十歳になってから。

ワインは適切に保存さえすれば、何十年経っても美味しく飲むことができます。

なかには長期間熟成させることで美味しくなるものもあるくらいです。

• ワインは瓶詰めされたあとも熟成し、基本的には何十年経っても腐らない
  
• ワインセラーでなくても、日光・温度・湿度を気をつければ数年は保存できる
  
• ただし、ボジョレーヌーボーや軽めの白ワインなどは長期保存に向かない

ただ、利便性から需要が高まっている「紙パックワイン」や「ペットボトルワイン」は長期保存できません。

加えて、低価格で販売されている瓶ワインも長期保存するために造られていないため、長期保存は推奨できないです。

長期保存に適しているワインは、「フルボディの赤ワイン」や「オーク熟成した白ワイン」などです。

長期間常温保存させることを目的としてワインを購入するなら、5,000円以上のものを検討するのがおすすめです。

ワインを家庭で長期間常温保存するおすすめの方法

• 日光に当てない、光が入る場所はNG
• 10℃以上25℃以下を保てる場所
• 湿度は50％以上80％以下
• 風通しが良く、振動が少ない場所

家庭でワインを長期間保存する際には、いくつかのポイントを押さえておけば、ワインセラーがなくても保存可能です。

以下の方法を守ることで、ワインの風味を保ちながら常温保存が可能になります。

日光に当てない、光が入る場所はNG

ワインは日光に非常に弱く、紫外線によって劣化が早まる原因となります。

直射日光の当たる場所は絶対に避け、できるだけ暗い場所に保存しましょう。

たとえば、クローゼットや床下収納、暗い収納スペースなどがおすすめです。

10℃以上25℃以下を保てる場所

温度の変化が大きい場所や、低温・高温すぎる場所は、ワインの品質に影響を与えます。

理想的な保存温度は10℃〜25℃の範囲内です。

温度が急激に上昇したり、下がったりしないような場所を選びましょう。

真夏の日には特に注意が必要です。

湿度は50％以上80％以下

ワインのコルクは湿度が低すぎると乾燥してしまい、空気が入り込み酸化の原因となります。

反対に、湿度が高すぎるとカビが発生する可能性があります。

適切な湿度を保てる場所を選ぶことが大切です。

風通しが良く、振動が少ない場所

ワインは振動にも敏感で、過度な振動が加わると熟成の進み方に影響を与え、不味くなるケースがあります。

冷蔵庫の上や頻繁に動かす場所は避け、静かで風通しの良い場所に置きましょう。

家庭でワインを常温保存するなら立ててOK！

一般的にワインは「寝かせて保存するべき」と言われることが多いです。

よく言われるのは、「立ててワインを保存するとコルクが乾燥する」ということです。

しかし、実際に家庭でワインを常温保存するときには、ワインを立てて保存しても問題ありません。

なぜなら品質の高いワインとコルクが流通する現代では、立てて保存することでワインコルクが乾燥する恐れは少ないからです。

特に短期間の保存やワインセラーがない家庭では、立てて保存する方法が実用的になります。

ワインを立てて保存することにはいくつかのメリットもありますが、一方でデメリットも存在します。

はい＜ワインを寝かせると、コルク臭がワインに移る可能性も高まるから注意が必要よ！

ワインを立てて保存するメリット

省スペースで保存できる

ワインを立てて保存することで、限られたスペースでも効率的に収納できます。

キッチンの棚や物置など、スペースが限られているときに便利です。

コルクへの負担が少ない

コルクは時間が経つと劣化し、ワインがコルクに触れていると匂いが移ったり、液漏れが発生する可能性が高まります。

ワインを立てて保存することで、コルクがワインに触れないため、湿度の管理がしやすく、コルクへのダメージを最小限に抑えることができます。

ボトルが転がる恐れがない

ワインを立てて保存することで、ワインが転がる危険性が減ります。

振動はワインの劣化を早める要因の一つですが、立てた状態で保存することで、安定して保存できるというメリットがあります。

ワインを立てて保存するデメリット

振動の影響を受けやすい場所はNG

立てた状態のワインは、振動が伝わりやすくなります。

冷蔵庫の上や、頻繁に物を動かす場所に立てて置くと、ワインに振動が加わり、劣化が進む可能性があります。

倒れる可能性が高まる

ワインを立てて保存するとき、ワインが横転するリスクが増加します。

人が通りやすいところや、物が頻繁に動く場所では、ワインを倒してしまう可能性が高まる恐れが出てくるでしょう。

常温保存でワインを新聞紙や段ボールに入れるのはNG！

ワインを常温で保存する際に、新聞紙や段ボールに入れておけばいいと思うかもしれませんが、これは避けた方が良い方法です。

新聞紙や段ボールを使ってしまうと、いくつかの問題が生じ、ワインの品質が損なわれるリスクがあります。

ワインの状態が確認しづらくなる

新聞紙や段ボールにワインを入れてしまうと、ボトルの状態が確認できなくなります。

ワインのラベルやコルクが劣化していないか、液漏れしていないかなどを定期的にチェックすることが難しくなるのです。

ワインは時間が経つと少しずつ変化しますので、その状態を把握するためにも、状態が見える場所に保管しておく方が安全です。

ワインを保存したことを忘れやすい

新聞紙や段ボールにワインを入れて隠してしまうと、存在自体を忘れてしまうことがあります。

長期保存を考えているときは、うっかりそのまま放置してしまうことがあり、ワインの飲み頃を逃してしまう可能性があります。

ワインは適切な時期に飲むことで最高の風味を楽しめるため、保存したワインを目に見える状態で管理することが大切です。

湿気や温度に影響されやすい

新聞紙や段ボールは湿気を吸収しやすい素材です。

そのため、保管場所の湿度が高いと、ワインのラベルやコルクが湿気を吸ってカビが生えたり、劣化が進む原因になります。

また、段ボール自体も湿気によって傷みやすく、結果的にワインにも影響を与えてしまいます。

長期間常温保存するときの注意点

ワインを長期間常温で保存する際には、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。

温度・湿度・光の管理が適切でないと、ワインの風味が損なわれる可能性が高まります。

日本のように四季のある気候では、季節ごとの注意が必要です。

夏のケース

夏は高温と湿気が大きな問題になります。

温度の上昇はワインの熟成を加速させ、ワインが劣化する原因となるので、以下の点に注意してください。

高温を避ける

夏は気温が30℃を超えることもありますが、ワインの適切な保存温度は25℃以下です。

室内の気温が高くなるときは、涼しい場所を探すか、冷房を活用して温度を調整しましょう。

冷房のない部屋に保存するときは、床下収納やクローゼットなど、比較的温度が安定している場所に保管すると良いです。

直射日光を避ける

日光がワインに当たると、ワインが急速に劣化します。

夏は特に日差しが強いため、直射日光が当たらない暗い場所に保存することが大切です。

カーテンの隙間からの光にも気をつけ、日光が入る場所ではワインボトルを紙袋や布で覆うと効果的です。

湿気をコントロールする

日本の夏は湿度も高いため、ワインのコルクが湿気を吸い込み、カビの発生や劣化を招く可能性があります。

湿度は50％〜80％が適切なので、湿度の高い場所で保存するときは、除湿器を使うのも一つの方法です。

冬のケース

冬は低温と乾燥が主な問題で、劣悪な環境下であると瓶が破損する危険まででてきます。

またコルクが乾燥すると、酸化の大きな原因となるため、湿度と温度の管理に注意が必要です。

過度な乾燥を防ぐ

冬は乾燥しやすいためコルクが乾いてしまうと、外気がボトル内に入り込みワインが酸化してしまいます。

加湿器を使用するか、ワインを保存する場所の湿度を保つ工夫が必要です。

湿度50％以上を目指すと良いでしょう。

低温すぎる場所は避ける

あまりに低温の場所にワインを保存するのは避けた方が良いです。

5℃以下になるとワインの瓶が破損するリスクがあり、瓶にヒビが入る危険性もあります。

暖房のない部屋や屋外での保存は避け、10℃以上を保てる場所に保存しましょう。

暖房器具の近くはNG

冬場は暖房を使う機会が多いですが、暖房器具の近くにワインを置くと、温度が急激に上がりやすく、品質に悪影響を与えます。

暖房の影響を受けない、安定した温度の場所に保存するのが最適です。

長期間ワインを保存するメリットと楽しみ方

ワインを長期間保存することには、多くのメリットがあります。

適切に保存することで、ワインはただの飲み物以上の価値を持つようになります。

ここでは、ワインを長期保存することで得られる楽しみ方とその魅力についてご紹介します。

記念日や特別な日に飲む楽しみ

長期間保存したワインは、特別な記念日に飲むことで、その価値が一層高まります。

何か大切な出来事があった年にワインを購入し、数年後や数十年後に開けることで、その瞬間の思い出を振り返ることができます。

「あの時のワイン」として、思い出と一緒に楽しむことができるのは、ワインならではの楽しみ方です。

熟成による風味の変化を楽しむ

ワインは瓶詰めされた後も熟成が進みます。

「フルボディの赤ワイン」や「オーク樽で熟成された白ワイン」は、長期間保存することで、風味が深まり、まろやかな味わいに変化します。

この風味の変化を楽しむのが、長期保存の醍醐味です。

若いワインと比べて、時間が経つごとに複雑な香りや味わいが生まれるため、同じワインでも数年後には全く違う表情を見せることがよくあります。

ワインの価値が上がる可能性

ワインの中には、長期間保存することで価値が上がるものもあります。

有名なワイナリーの高級ワインや、特定のヴィンテージ（生産年）に作られたワインは、年月を経るにつれて希少価値が高まり、市場での価格も上昇することがあります。

保存環境が良好で、ボトルやラベルの状態が保たれていれば、コレクションとしての価値も見込めるため、投資の対象として楽しむこともできます。

長期間保存できるワインの探し方

ワインのすべてが長期間保存に適しているわけではありません。

ワインを長期保存するためには、いくつかのポイントを押さえたワイン選びが大切です。

ここでは、長期保存に適したワインを見つける方法を紹介します。

フルボディの赤ワインを選ぶ

長期保存に適しているワインとして、最も一般的なのがフルボディの赤ワインです。

フルボディの赤ワインは、タンニンが豊富で、時間とともにまろやかに変化する特徴があります。

また、酸味も適度にあるため、保存中に風味がしっかりと保たれ、熟成が進むことでより深い味わいに変わります。

具体的には、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどが長期保存に適した品種です。

オーク樽で熟成されたワインを選ぶ

オーク樽で熟成されたワインも長期保存に向いています。

オーク樽は、ワインに複雑な風味を与え、熟成が進むことでさらに豊かな味わいに変化します。

白ワインであっても、オーク樽で熟成されたものは長期保存が可能なケースがあります。

たとえば、シャルドネなどの品種はオーク樽で熟成されることが多く、長期保存に向いています。

5,000円以上のワインを選ぶ

一般的に価格が高いワインほど品質が良く、長期保存に適したものが多いです。

長期保存を前提に作られているワインは、5,000円以上のものが多く、保存に耐えうる品質の高さが期待できます。

逆に数百円で売られているワインは、短期間で飲むことを前提に作られているため、長期保存には不向きです。

長期間保存されたワインが飲めるか確認する方法

長期間保存したワインが本当に飲める状態かどうかを確認するのは重要です。

時間が経つとワインは熟成することもありますが、保存状況によっては劣化してしまうこともあります。

以下のポイントを押さえて、ワインが飲める状態かどうか確認しましょう。

コルクの状態を確認する

コルクはワインの保存状態を左右する重要な要素です。

コルクが縮んでいたり、カビが生えていたときには、空気が瓶内に入り込んで酸化が進んでいる可能性があります。

コルクが割れているときには、コルクを変えるか、なるべく早く飲むことをおすすめします。

またワインを開封した後に、コルクが湿っているときには、ワインが適切に保存されていた可能性が高いです。

液漏れがないかチェックする

瓶底や側面などに、液体が漏れていないかを確認しましょう。

液漏れがあるときは、保存中に温度や湿度が適切でなかった可能性が高く、ワインが酸化してしまっている恐れがあります。

また、ボトルの液面が大幅に減っているケースも、ワインが空気と接触しているため、劣化していると考えられます。

ワインの色をチェックする

ワインの色は、保存状態や時間の経過によって変わります。

赤ワインが茶色っぽくなったり、白ワインが濃い黄色や褐色に変わっていたときは、酸化が進んでいる証拠です。

元々の色と大きく異なっているときには注意が必要です。

香りを確認する

ワインを開けたら、まず香りを確認しましょう。

美味しく熟成したワインは果実の香りやフローラルな香りがしますが、劣化しているワインは酢のような酸っぱい臭いやカビ臭がすることがあります。

香りが不自然に強いときや、ツンとくる刺激臭がするときには、ワインが飲めない状態になっている可能性が高いです。

味見をする

最後に、少量を口に含んで味を確認します。

もし酸味が強くなりすぎていたり、味わいがぼやけているときには、ワインが酸化している可能性が高いです。

風味が豊かでバランスが取れていれば、ワインはまだ美味しく飲むことができます。

長期間ワインを安全に保管するなら小型のワインセラー

ワインを長期間安全に保管したいなら、小型のワインセラーは非常に便利で効果的な選択肢です。

ワインセラーは、ワインの保存に最適な温度や湿度を自動で保つため、家庭での保存において安定した環境を提供します。

ワインの品質をしっかり維持したいと考えるなら、ぜひ検討してみてください。

温度管理が簡単で安定している

ワインセラーの最大のメリットは、温度を一定に保てる点です。

ワインの保存に適した温度は10℃〜15℃程度ですが、家庭でこの温度を一定に保つのは難しいです。

夏の高温や冬の寒さに左右されることなく、ワインセラーが自動で最適な温度を維持してくれます。

湿度管理もバッチリ

ワインのコルクは湿度に敏感で、乾燥しすぎると縮んで酸化の原因となり、湿度が高すぎるとカビが生える恐れがあります。

小型ワインセラーは、湿度も自動で50％〜80％の間に保ってくれるため、コルクの状態を良好に保ちながら長期保存が可能です。

コンパクトで家庭に置きやすい

小型のワインセラーは、一般的に6〜20本ほどのワインを収納できるサイズが多く、家庭でも場所を取らずに設置できます。

キッチンやリビングの隅に置いても邪魔にならず、気軽に導入できるのが特徴です。

デザインもシンプルでおしゃれなものがあるので、インテリアとしても魅力的です。

安価なワインを短期間で美味しく飲むコツ

安価なワインでもちょっとした工夫をすることで、より美味しく楽しむことができます。

ここでは、手軽にできるコツをいくつか紹介します。

ワインをデキャンタージュする

デキャンタージュとは、ワインを別の容器に移し替えて空気に触れさせることです。

安価なワインは開けた直後は香りや味わいが閉じていることが多いので、空気に触れさせることでフルーティな香りやまろやかな味わいを引き出すことができます。

デキャンタがないときは、グラスに注いで数分待つだけでも効果があります。

ワインを少し冷やして飲む

安価な赤ワインや白ワインは、少し冷やすことで飲みやすくなります。

赤ワインは常温だとアルコールの刺激や渋みが強く感じられることがあるため、10〜15℃程度に冷やしてから飲むと軽い味わいに変わります。

白ワインは冷蔵庫でしっかり冷やしてから飲むと、フレッシュな酸味が際立って美味しくなります。

スパイスやフルーツで風味を加える

安価なワインに、スパイスやフルーツを加えて風味を豊かにすることもおすすめです。

冬には、赤ワインにシナモンやクローブ、オレンジスライスを加えたホットワインがおすすめです。

また、夏には白ワインやロゼワインにフルーツを加えたサングリアにすると、爽やかでフルーティな味わいを楽しめます。

どちらも安価なワインを美味しくアレンジする方法です。

ワインをミルクや炭酸水で割る

ワインの渋みが強すぎると感じたときは、牛乳や炭酸水で割るという方法もあります。

白ワインに炭酸水を加えると、スプリッツァーという爽やかなカクテル風になります。

赤ワインに牛乳や砂糖、カルピスなどを少し加えるとまろやかになり、独特の苦味が和らぎます。

この方法はアルコールの強さが気になる方にもオススメです。

グラスを選ぶ

ワインの味わいはグラスの形状にも大きく影響を受けます。

安価なワインでも、ワイングラスを使うことで香りが立ちやすくなり、飲みやすくなります。

赤ワインなら口の広いグラス、白ワインならやや細長いグラスを使うと、香りがしっかりと楽しめるでしょう。

ワイン常温保存 よくある質問

【まとめ】ワインは種類を選ぶことで、家庭でも簡単に長期保存できる！記念やお祝いのためにワインを長期保存しよう！

ワインは種類や保存方法に気をつけることで、家庭でも簡単に長期間保存することができます。

適切な温度や湿度、光の管理を行えば、ワインセラーがなくても美味しい状態を保つことが可能です。

記念日や特別なイベントのためにワインを長期保存することで、その瞬間をさらに特別なものにすることができます。

また、安価なワインでも少し工夫をするだけで、より美味しく楽しむことができるのもワインの魅力です。

自分に合った保存方法や飲み方を見つけて、ワインを最大限に楽しんでみてください！